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ブリランテ音楽コンクール金賞受賞

先日18日にブリランテオータニ音楽コンクールポピュラーピアノで金賞を頂きました。ピアノは音大受験前に1年間と音大の副科で習っただけですのでタッチ方法やペダルのタイミングとか本格的にも習った事がなく、音大卒業後もレッスン受けた事もなくスケール練習も何もしてないし生徒さんの簡単な伴奏を弾く程度で、フランスのリチャードさんがあまりに来日されないので、布教活動、宣伝の為に気軽に出たので金賞を頂きビックリしました!ただ、工夫した事は毎回感情を入れて弾くと飽きて雑になるので、本番の1か月ぐらい前から毎日10分ずつメトロノームで指定テンポ丁度で楽譜の強弱に忠実に練習し、前日に初めて感情全開で弾いて本番のYAMAHAの名器で感情爆発して、遠く離れたフランスのリチャードさんの事を考えながら弾きました。あとはPを物凄く弱く弾きました。フランスでは「Pは聴こえないぐらい弱く弾いて」と習いましたので。審査員は斉藤美代子先生と日本で有名な實川風(じつかわかおる)先生でした。私は中2の時にリチャードさんの生演奏を聴いて「この方は本物だ」と衝撃を受けましたが、それから世に出てこられた大人気の辻井伸行さんも彼の「渚のアデリーヌ」を聴いて感銘を受けてプロを目指しましたし、フジコヘミングさんも彼の大ファンなのでコンサート会場で見かけますし楽屋訪問されてます。楽器が違う葉加瀬太郎さんも「若い頃はリチャードさんの音楽は軽々しいと思ってちゃんと聴いてなかったけど、それは全くの勘違いでいかにあんな軽く弾くのが難しくて、どんなに彼が表情豊かにメロディを奏でているかが最近分かってきたので大ファンでよく彼のCDを聴いてる」とインタビューで言われてましたので、大ファンの私も嬉しいし、ピアノを弾く時も技術面はよく分からないけれど彼のように煌びやかな押し付けがましくない音色で弾くようにしてたので今回有名な先生方に評価して頂き、私の信念は間違ってなかったんだ、と再認識させられた出来事でした。実際に私が生徒さんの発表会でピアノ伴奏をした時も私がりっちゃんの大ファンて知らない方からも何人からも「音がクレイダーマンに似てますね〜」と言われた事があり、34年間年に何回も生演奏を聴いてたからりっちゃんが乗り移ってるのかなぁ(爆)。8.9.11月もvnのコンサートを控えてますが、頑強でない私は開催出来るか分からないけど気の合う仲間と一緒に、りっちゃんみたいに押し付けがましくない演奏を引き続きやっていこうと思います。葉加瀬さんやりっちゃんとかのレベルになると「クラシックだから、ポピュラーだから」と狭い考えで囚えず「音楽」として演奏されるので、私も引き続きクラシックもポピュラーもコンサートに取り入れて行こうと思います。ポピュラー程音の隙間があるので、その奏者のセンスが出やすく難しかったりするので、何の曲でも難しいなぁと思います。自分のコンサートでもピアノも1.2曲弾こうと思っても私は指が小さいのでオクターブがキツキツなのでオクターブがあまりないような曲かな。賞状と審査員の講評を仏訳してりっちゃんのデルフィンプロダクションに送ります。以前よりりっちゃん時間あるから読んでくれるかなぁ。