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お稽古

子供とは平日にvnの稽古をします。熱心じゃなく、こちらが「1回弾いとこう」とレッスン室に誘わないとこちらに来ないので、なんだかなぁと思いますが「辞める」とも言わないし、こちらが言う通りちゃんとすると良い音を出すので、嫌いにならないようにのんびりペースでやっています。私がプロでやってるので、色々厳しい世界なんだな、とも分かってるからか私と競り合ってしないのかもしれません。今週は平日は、多忙できつくて殆ど子供と稽古しなかったので珍しく土曜日に稽古しました。

子供や生徒さんは、右手重視のセビシックをやっておりますが、左手重視のセビシックも増やす事にしました。スマホの写真整理をしていたら、フランス時代お世話になったグラー先生(Antoine Goulard)の写真が出てきました。フラ語の分からなかった私にゆーっくりのフランス語でレッスンして下さったグラー先生。ブルーの海のような繊細な瞳の先生はガリアーノをお持ちで、若い頃カールフレッシュコンクール、ヴィニヤフスキー国際コンクールそれぞれ優勝、チャイコフスキーコンクール6位、凄まじい経歴をお持ちの先生。室内楽を指導してくださったヴァイオリニストのセルジュブラン先生(Serge Blanc)も凄い経歴なのに(私の大好きなポールモーリア楽団メンバーでも来日されたり、フランスのTV番組に出演されました)お二方共遠い日本から来ている私に、先生のアパルトマンで(ブラン先生のアパルトマンは、りっちゃんのアパルトマンのすぐ近くでした)とても優しく指導して下さり、人間的にも素晴らしい方々でした。お二方共他界されたけど自分も微力ながら、先生方の人間性も含めて、より良い音で演奏出来る様に精進していこうと思ってます。