未分類

ガム

フランス語で音階の事を「ガム」と言います。私はガム(レモン)が好きですが、普段はガムは噛んでも、いきなり曲を稽古して音階はついつい(汗)。

棚の整理をしていたらフランス時代のヴァイオリンの先生が出版された音階教本が出て来ました。と同時にフランスの授業で使っていた「新曲試奏」の本も出て来ました。

フランスでは子供の頃から新曲試奏が積極的にレッスンを組み込まれ、日本では家で稽古をしてレッスンに挑みますが、あちらでは先生が「じゃこれ弾いてみて〜」いきなり!アハハ、ギョエ〜.と言うレッスンもしばしば。

私が通ったエコールノルマル音楽院では、その試験もあり審査員が何故か日本語が出来て「その曲を弾いてみてください」ギョエー、キーキー、ジャカジャカみたいな、何とも難解な曲で(笑)無事に試験合格しましたけどね。

新曲試奏を習っていた先生は、とても紳士な物腰柔らかい静かなフランス語で教えてくださる方で、毎週レッスンのある日が楽しみでした。懐かしいなぁ。